整体とストレッチの違い

整体院がおこなう「整体」と、自ら行う「ストレッチ」、どちらも骨や筋肉に刺激を入れて体の状態を良くしてくれます。
そのため整体とストレッチを同じものと捉えている方も少なくありません。

ですが両者には各所に違いがあり、目的も異なります。
どういったところに違いがあるのか見ていきましょう。

骨格や関節の矯正を目的とする整体

整体は「手技」を使ってマッサージを施します。
手技を使う目的は「骨格や関節の矯正」です。

整体院に来る方の多くは体に不調を抱えており、その原因は骨格の位置にずれが生じていたり、関節に問題があったりすることが少なくありません。
そのため整体ではそうした問題が起きている骨格や関節を矯正して良くしていくことが目的になります。

骨や関節という体の硬いところに刺激を入れるため、一般的に、整体の刺激は総じて強いのが特徴です。
特に骨は人の体の構造上、骨は筋肉や皮膚よりも奥にあることから、強い指圧をかけなければ効果を発揮できません。
体の不調の原因箇所を探り、その箇所にピンポイントで強い刺激を入れるのが、整体の特徴といえるでしょう。

一時期、バキバキする整体が流行ったのもそのためですね。

六層連動操法では「テコの原理」を利用するため、ほとんど痛みを感じませんが、効果は抜群です!

身体機能の向上が目的のストレッチ

ストレッチは自ら筋肉を伸ばす行為を指します。
その目的は「身体機能の向上」です。
ストレッチをし続けることで間接の可動域は広がり、身体機能が向上していきます。

ストレッチは筋肉を伸ばして行うため、ターゲットにするのは筋肉。
筋肉は骨よりも柔らかいことから整体よりも少ない刺激で効果が表れるようになります。

体に影響を与える箇所が広いのもストレッチの特徴です。

整体の場合は骨という硬く奥深いところにあるところに対して刺激を入れる必要があるため、強い刺激を狭い範囲に集中させる必要があります。
一方でストレッチは関節をまたいで存在する筋肉に対してアプローチをすることから、必然的に効果の範囲も広くなります。

使い分けが肝心

整体もストレッチもどちらにも優れているものがあり、どちらが良いかを決めることはできません。
そのため両者の使い分けが大切になります。

体の不調を治すのであれば整体がよいでしょう。
ストレッチでは体の固くなっている個所に刺激を入れるのは難しいですが、外部から刺激を入れる整体であれば、そうしたところにも効果的にアプローチがおこなえます。

さらに、専門家の目で客観的に体の状態を知れるのもよいところです。
体の不調に悩んでいましたら、まずは整体を頼るようにしましょう。

整体で矯正できた体を維持、および良くしていくときはストレッチの出番です。

整体は体の悪いところ治すことはあれど、問題のない箇所を良くすることはあまりしません。
そのため整体でよくなった体を維持・向上するには別のアプローチが必要になります。

そこで用いるのがストレッチ。
ストレッチして身体機能の維持や向上を行うようにします。

アズビー整体院では、施術後に上記のような手軽にできるセルフケアをお伝えしています。

まとめ

整体は体の悪いところを調べて矯正するのが目的で、ストレッチは体の状態を良くしていくのが目的という違いがあります。

状態に応じて使い分けるようにしたいですが、自分の状態を客観的に把握するのは意外と難しいです。

そのため体の不調に悩まされていましたら、まずは当院で検査や整体を受け、客観的に自分の状態を把握できた上でストレッチしていくことをオススメします。


アンチエイジングサロン アズビー整体院

浜松市中区常盤町140-8(「遠州病院」駅から徒歩1分)
TEL:053-455-3282
営業時間:10:00〜21:00(お仕事帰りにどうぞ)

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