本格的に暖かくなってきましたね!
しかし、季節が温かくなっても手足はまだ冷たいまま、ということはないでしょうか。
そうした症状はいわゆる冷え性と呼ばれており、それに悩まされている方は少なくありません。
ハチ子がまさにそれでした…足の爪先だけが真冬のよう…
冷え性の原因や症状にはどういったものがあり、改善するにはどんな方法が有効なのでしょうか。
今回は、そうした冷え性についてお話したいと思います。
冷え性の症状
冷え性の症状は、身体的なものと精神的なものの二種類が存在しています。
身体的な症状として挙げられるのが首や肩のコリです。
通常、首や肩のコリはその部分の血行不良によって発生するのですが、冷え性によってその症状がさらに悪化し、より強く症状が現れるようになります。
生理痛や生理不順など生理に関してもよくない影響を与えるのも冷え性の特徴です。
そうした症状を抱えているようでしたら、冷え性を疑ってみてください。
精神的な症状としては、「イライラが止まらない」や「物事へのやる気が湧かない」などが挙げられます。
冷え性そのものは身体的な症状ではありますが、その影響が回りまわって精神にも良くない影響を与えてしまうことがあり、そうした症状を引き起こすことがあります。
冷え性の原因
冷え性の原因として、あげられるのが「自律神経の乱れ」。
自律神経には体温を調整する機能があり、自律神経が正常に動くと体温は常に一定に保たれます。
ですが何かしらの理由により自律神経に乱れが生じると、体温を調整する機能に狂いが生じて体温の低下などがみられるようになります。
自律神経が乱れると、他にも手足のしびれやめまいなども来ますので、そうした症状が出た場合は特に注意が必要です。
他にも「ストレスの存在」が冷え性を引き起こすことがあります。
ストレスを抱えると体にいろいろな症状が現れるのですが、その症状の1つが「血行が悪くなる」ことです。
血行は体内の細胞に栄養や酸素を渡す役割があり、もしもその機能が低下すると細胞の活動も低下して、熱を満たせなくなり冷え性などを引き起こすようになります。
そのため、冷え性を解消するには今抱えているストレスをどうするのかを考えていく必要があります。
よもぎ蒸しがオススメ
冷え性の症状を改善するには、運動や入浴などがありますが、「よもぎ蒸し」も結構オススメだったりします。
よもぎ蒸しとは、よもぎを始めとした様々な薬草をスチームにして、全身の皮膚や下半身の粘膜から吸収させ、身体を芯から温めるという民間療法です。
冷え性の場合は下半身を温める必要があるため、そこから温めるよもぎ蒸しはまさにうってつけと言えます。
ちなみに、よもぎ蒸しなどで行われている方法は「下湯」という言葉で表現されることもあり、漢方薬や薬草をスチームにして下腹部に当てるという療法はアジアの各地で存在しており、かなり古い歴史があるのです。
まとめ
冷え性の症状は身体的なものだけでなく、精神的なものでも表れたります。
その内容も、イライラや意欲が湧かないなど、なかなかに辛いものです。
冷え性そのものは改善できるものでもあるため「冷え性だから仕方ない」と思わず、改善のための方法をいろいろ試してみてくださいね。
個人的にはよもぎ蒸しがおすすめです。