「腰痛予防 立ち姿勢・歩き姿勢のチェックと改善方法」の続きで、今回は座り姿勢のお話になります。
正しい座り姿勢
意外にも、腰の負担が一番大きいのは「座り姿勢」です。
確かに、長時間のデスクワークが続いた後に、上半身を伸ばしたりすると楽になりますよね。
それは筋肉が固まっている証拠です。
また、タクシーやトラックの運転手の方も腰を痛めやすい方が多いです。
長時間座り続けての運転は腰に負担がかかります。
次の章では理想的な座り方を紹介しますので、チェックしてみてください。
理想的な座り方
ポイントは「上半身の姿勢」と「座面の高さ」です。
上半身の姿勢は立ち姿勢と同じく、あごを引いてお腹を引っ込め、骨盤(股関節)から垂直になるように身体を起こしてください。
次にイスの座面の高さですが、以下の2点を意識して、座面の高さを調節することをおすすめします。
- 足の裏全体が床につく高さ
- 膝の角度が直角になる高さ
デスクワーク時の姿勢
デスクワークをされている方でどうしても長時間座らなくてはならない方は、次のような工夫をすることも腰痛予防に効果的です。
- モニターの高さを正しい座り方の目線に合わせる
- モニターの位置を身体の正面にする
- 巻いたタオルやクッションを腰に当てる
理想的な運転姿勢
長時間の運転も腰に負担がかかります。
浜松市では毎日の通勤に車を使っている方も多いのではないでしょうか?
- 椅子の高さ・前後の位置、そしてリクライニングを調整して深く座るようにする
- ハンドルを手で持ったとき、両肩や後頭部が背もたれから離れないようにする
- 首や腰にサポートクッションを付ける
さらに、
- 車を降りたときは「正しい立ち姿勢」に戻すよう意識する
これらの運転姿勢を意識すると腰痛の予防に効果的です。
それでも、座り姿勢が多いとどうしても腰に負担がかかりますので、つらいときには整体で身体のメンテナンスをしてくださいね。
アズビー整体院では、簡単にできる日常のセルフメンテナンス方法もお伝えしています。