身体の不調が1回の施術で良くなる?六層連動操法のやり方や効果とは

肩が凝る、背中が痛い、頭痛がする…
さまざまな身体の不調を治す方法の1つに「六層連動操法(ろくそうれんどうそうほう)」があります。

これは手術の要らない治療法とも言われており、不調が1回の施術で治ると評判の方法です。

六層連動操法のやり方や効果を知ると、安心して施術を受けられますよ。

YouTubeなどで六層連動操法のやり方が紹介されていますが、やってもらうのは誰でも良いのでしょうか?
しっかりと効果を出す秘訣も知っておきましょう。

六層連動操法はどんなもの?誰が行う?どんな症状に効果がある?

六層連動操法のやり方を知る前に、どんな手技なのかどんな症状の方が対象になるのかをおさえておきましょう。
どの部位に効くものかを知ると、納得した上で施術に臨めますね。

六層連動操法は理学療法士から生まれた手技

六層連動操法とは、理学療法士の沖倉国悦氏が提唱した手技です。
世界で唯一、身体の深部の筋肉を緩ませられる方法とも言われています。

沖倉氏は、平均年齢80歳の病院で治療を続け、この方法を編み出しました。

この手技は「筋膜」から動かせる

この手技は、身体の深い部分にある筋膜まで動かして、硬い部分を緩ませられるのが特徴です。

そもそも、皮膚から骨までは6層になっていて、皮膚表面に近い部分から

①浅筋膜
②深筋膜
③筋外膜
④筋周膜
⑤筋内膜
⑥骨膜

の構成になっています。
身体の深い部分になればなるほど施術者の手では触れないので、硬さを取り除くのが難しいのです。

ひどい肩こりや腰痛など、さまざまな痛みは深い部分の膜が固まるのが原因で起こります。
このときに有効な方法が、筋膜をはがす「筋膜リリース」です。

病院でこの方法を行う場合は、検査後に筋膜の硬い部分に生理的食塩水を注入しますが、痛みを伴います。
しかし、この六層連動操法のやり方で施術を行うと、全く痛みがなく、不調も1回でなくなるため、整体やアスリートの業界で評判になってきているのです。

若い人から高齢の方まで、あらゆる身体の不調に対応

この手技は、てこの原理を利用して行うため、施術を受ける人に負担がかからないのが魅力です。
そのため、施術を受けた方は「何をされたかわからないけれど、良くなった!」と感じる人が多いのです。

以下の症状がある方に有効な方法ですが、他の症状でも効果が出る場合もありますので、ご相談くださいね。

・肩こり
・腰痛
・頭痛
・膝の痛み
・背部の痛み
・四十肩、五十肩
・腱鞘炎
・猫背
・巻き肩
・坐骨神経痛 など

六層連動操法の実際のやり方とその効果は?体がどう楽になるのか

六層連動操法の施術は症状や身体の状況によって何通りもありますので、ここでは2つの例を紹介します。

施術の前に、まずは検査を行ってから

施術の前に、問診簡単な検査(チェック)を行います。

問診は、いつから・どんな不調なのかなどをお尋ねします。
検査は、歩き方や座り方などの日常生活動作を見たり、実際に腕を上げてもらう、体を左右にねじったりしてもらうなど、少し体を動かしていただきます。

これらの動きで、どこが固まっているかを施術者が評価します。
もし検査中に気づいた点や感じた点があれば、施術者に伝えてみましょう。
ご自分でどこまで動かせたかを覚えておくと、終わった後の変化に気付きやすいですよ。

背骨の硬さを和らげる方法

六層連動操法のやり方の1つに、背骨の動きを良くするものがあります。
背骨は椎骨という骨が27〜28個、積み上がっています。
それらを筋肉や靭帯で繋いで動くようにしています。
背骨1つ1つがスムーズに動かなくなってくると、動かしにくいと感じたり、痛みが出たりします。

患者さんは横向きに寝て、施術者が背骨の硬くなっている部分に手を当てます。
施術者が患者さんの腕を持ち上げていくと、筋膜が徐々に柔らかくなってきます。
この方法を行うと、身体をねじる運動がしやすくなる方が多いです。

肩の柔軟性を上げる方法

肩や胸まわりなどの上半身が硬くなると、腕が上がりにくいと感じる方も多いでしょう。
肩周りの柔軟性が低くなると、血液の巡りが悪くなってさらに硬いところを増やしてしまったり、別の部分に負担がかかってしまうのです。

肩周りの柔軟性を上げる六層連動操法のやり方としては…
横向きに寝ている患者さんの腕を施術者が掴みます。
患者さんは肘を曲げ、あとは施術者が腕を徐々に上に上げていきます。

患者さんの動きは施術者が指示してくれるので、心配はいりません。
(こんな感じのことをするんだな)と、施術前のイメージとして参考にしてくださいね。

六層連動操法をきちんと習得している施術者にケアしてもらおう!

六層連動操法は誰でも習得が可能です。
しかし、六層連動操法のやり方は一見簡単そうに見えますが、筋膜の感覚を捉える必要があるので、専門の講習を受けて身体の知識をしっかり持っていて、実績数も多い施術者が安心です。

まとめ

整体業界で注目されている六層連動操法は理学療法士が開発した手技で、痛みがなく、身体の深い部分の硬さを取ることができる方法です。

身体に負荷がかかりにくいので、老若男女を問わず施術を受けられます。

六層連動操法のやり方は症状や部位ごとにさまざまで、身体をねじる動きをスムーズにしたり、肩を上げやすくする手技などがあります。

六層連動操法のやり方自体は簡単そうに見えますが、事前の検査で不調部位を見極めたり、筋膜の感覚を捉える必要があります。
しっかりと身体についての知識がある施術者に頼むと安心できますね。


アンチエイジングサロン アズビー整体院

浜松市中区常盤町140-8(「遠州病院」駅から徒歩1分)
TEL:053-455-3282
営業時間:10:00〜21:00(お仕事帰りにどうぞ)

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