アンチエイジングサロン アズビー整体院では「体温を1℃上げる」ことを目標にしています。
低体温で悩んでいらっしゃる方(特に女性)が本当に多いのです
先日も50代の女性の方からこのようなご相談をいただきました。
『平熱がいつも35℃台です。自分でできるなるべく簡単なやり方で、体温を上げる方法はありますか?』
自分で、簡単に…ですか。
あ…あります!ご紹介しますね!
ということで今回は、体温が低い人が「体温を上げて健康になる方法」を紹介していきたいと思います。
まず最初に、体温を上げるメリットについてお伝えしますと…
1. 体温が上がると基礎代謝が上がります(太りにくい体になります)
2. 免疫力が上がって病気になりにくい体になります
3. 脳の血行が良くなり、記憶力の低下や認知症の予防に効果的です
4. 腸の動きが活発になり、便秘の予防になります
5. ストレスに強くなります
いいことだらけ!
体温を上げるとたくさんのメリットがありますね。
逆に、低体温はどうして体に良くないのかというのも考えていきましょう。
低体温のときというのは、一言で言うと「血流が悪くなってしまっている」状態です。
そんな状態のときに、例えば体の中にウィルスや細菌などの異物が入ってきたとします。
でも、それらのウィルスと戦ってくれる白血球が集まりにくい!
白血球というのは血液の流れによって運ばれてきますから、血流が悪くなっているとなかなか集まってくれません。
その結果、ウィルスや細菌に負けて風邪をひきやすくなったり、病気になりやすい体になってしまったり… つまり免疫力が低下してしまうんですね。
ボールペンでも温めるとインクの出が良くなりますよね。
温めて血流を良くしてあげることが大切なのです。
さて、そんな「低体温」になる主な理由は…?
1. 低体温の原因の大半は、筋力の低下です
筋肉というのは私たち人間の体の中で一番熱を作ってくれるところです。
なので、筋肉量が減ってしまうと体温も下がってしまうのです。
筋肉、重要です!
2. 生活環境によるもの
今は6月なのでまだいいのですが、夏になり、暑くなってくるとほぼ毎日エアコンをつけての生活になります。
汗をかきにくい環境に長いこといると、体温調節がうまくできなくなってしまいます。
私たちの体温調整というのは、頭の中にある視床下部というところが担っています。
これが自律神経の中枢なのですが、汗をかきにくい環境にずっといると、その視床下部に影響を与えてしまって低体温になりやすいと考えられています。
3.ストレスによるもの
ストレスによって分泌されるホルモンがあり、そのホルモンが筋肉を分解してしまうことわかっています。
ストレスが強すぎると筋肉が痩せやすくなり、それによって低体温を招くことがあります。
それでは、最初のご質問にありました「簡単に体温を上げて健康になる方法」をご紹介します。
とっても簡単…
朝(午前中)に歩くということです!
「朝」がポイントです。
なぜかというと、朝というのは体温が一番低いからです。
歩くことで体温が 0.7℃くらいから1℃くらい上昇します。
朝、体温をしっかり上げておくと一日の体調がすごく良くなりますよ。
さらに、朝の散歩により「朝日を浴びる」ことと「リズム運動(ウォーキングなどの規則的なリズムを刻む運動)」でセロトニンも活性化します。
セロトニンは、覚醒、気分、意欲と関連した脳内物質です。
セロトニンが活性化すると、清々しい気分となって意欲がアップし、集中力の高い仕事ができます。
さらにさらに!
歩くことで筋力もアップしますからね!
先ほども書いたように、低体温の原因の大半は、筋力の低下によるもの。
歩くことでしっかり筋肉をつけて体温を上げていきましょう!
一日がご機嫌で快適に過ごしやすくなるルーティーン、ぜひ試してみてくださいね。