3月に入り、(これからは暖かくなって過ごしやすくなるぞー)と思っていたら…
また冬に逆戻りしたかのような寒さ。
まさに三寒四温。

風も強いし、さ…寒いですよね?
私の周囲でも「なんか風邪気味で…」という声が多いです。
日々の服装も、さすがに分厚い冬物コートじゃ野暮ったい気がするし、かといってスプリングコートでは帰り道に凍える… うーん悩ましい。
さて、このように気温が安定しない時期は、体も意外と疲れています。
しかも「この時期はぎっくり腰になる人が多い」という話、よく聞きませんか?
…本当でしょうか?


少し調べてみたところ、「春に特にぎっくり腰が増える」というよりも、「冬〜春など寒暖差の大きい時期にぎっくり腰になりやすい」「全季節の中では冬が最多だが、春も次に多い」というのが実情のようです。
では、なぜ寒暖差の大きい時期にぎっくり腰が起きやすいのでしょう?
気温の変化が筋肉に与える影響
寒いと、体は熱を逃がさないように血管を収縮させます。
すると血流が悪くなり、筋肉がこわばりやすくなります。



冬の朝、体が動きにくいのはまさにこれが原因ですね
三寒四温のこの時期、暖かい日に「もう春だ〜!」と体が油断したところへ、突然の寒の戻り。
筋肉がその変化についていけず、こわばったまま…という状態になりやすいのです。
「ちょっとした動作」で起きるのがぎっくり腰
そして、ぎっくり腰というと「重い物を持ったときになるもの」と思われがちですが、患者さんのお話を聞くと…
・靴下を履こうとして前かがみになったとき
・洗面台で顔を洗おうとしたとき
・くしゃみをした瞬間
など、日常のなんでもない動作で起きることも少なくありません。
筋肉がこわばっていると、普段は難なくこなせる動きでも腰に大きな負担がかかってしまいます。
(また、動く前に自分の体にちょっと声をかけてやると良い、というのもよく聞きますね。
「今からこの箱を持つよー」、みたいに)
あともうひとつ…



私が心当たりがあるのが、冬の間の運動不足です…
寒い季節はどうしても体を動かす機会が減りがち。
筋肉がこわばった状態のまま、暖かくなって急に動き始めると、腰に負担がかかることがあるんじゃないかな?と、今日スクワットをしていて思いました。
また、春は、お庭の手入れ、部屋の模様替え、掃除や片付けなど、普段より体を使うことも増えてきます。
新年度が始まる前に少し片付けておきたいな…と。
その「ちょっとだけ」が、思った以上に腰に負担をかけてしまうこともあるんですね。
ぎっくり腰を防ぐためには
・急に動かない(体を少しずつ動かす)
・体を冷やさない
といったことが大切です。
腰や背中の筋肉が硬くなっていると、ぎっくり腰のリスクは高くなります。
「最近ちょっと腰が重い」
「朝起きると体がこわばる」
「なんか張っている感じがする」
そんなサインを感じたときは、無理をせずぜひ一度ご相談ください。
本格的な春が来る前に、体をしっかり整えておきましょう!










