『肩甲骨』… 筋トレやヨガなどをやっているとよく出てくる言葉ですね。
ジムでも、この肩甲骨の動きがよく見えるように、背中がクロスバックやレーサーバックになったウェアを着ることを推奨されています。

私たちが学生の頃は、「肩甲骨」っていう単語をあまり聞かなかった気がするんだけどな…
でも、今や肩甲骨にスポットが当たりまくり。
どうしてここまで肩甲骨が注目されているのかしら?と思い、少し調べてみました。
どうやら、肩甲骨がこれだけ脚光を浴びるようになったのは、ここ10〜15年くらいの話。
それ以前は「肩がこる」とか「姿勢が悪い」くらいの表現で済まされていたのに、今では「肩甲骨をはがす」「肩甲骨ヨガ」なんて言葉も当たり前になっています。
整体やリラクゼーション業界で「肩甲骨はがし」が流行り出したのが2010年代前半。
これがTVやSNSで取り上げられ、「肩甲骨を動かすと、なんかいいらしい」という認知が一気に広がりました。
でも、それには、ちゃんと理由があるんです。
肩甲骨が動かない現代人
パソコン作業、スマホ操作、車の運転…
現代人の多くは、前かがみでじっとしている時間がとにかく長いです。
この姿勢が続くと、肩甲骨まわりの筋肉はガチガチに固まり、骨そのものがほとんど動かなくなります。
その結果、どうなるか?といいますと
・肩こり・首こり
・呼吸が浅くなる
・頭が重い・集中力が落ちる
・背中や腰のだるさ
・代謝ダウン・太りやすい体質
など、いろんな不調の元凶に…
肩甲骨は、美容にも健康にも効く“隠れた主役”
実は、肩甲骨の周りには大きな筋肉が集まっています。
ここをしっかり動かすことで、姿勢が整い、血行が良くなり、代謝も上がって呼吸も深くなります。
つまり、
☆姿勢が良くなる
☆バストアップ
☆デコルテの印象アップ
☆自律神経が整いやすくなる
☆瘦せやすいカラダに
と、美容にも健康にもいいことづくしなんですね。
だからこそ、フィットネス業界でも「まずは肩甲骨から!」と言われるようになったわけです。



背中がキレイな人って素敵ですよね
簡単!おすすめセルフケア【動画あり】
今回は、誰でも簡単にできて、しかも肩甲骨にしっかり効くセルフケアを動画で紹介しています。
動きとしては、
手をぐーっと上に上げ、肘を張って腕を左右に開いて、横綱の土俵入りのように、ゆっくり下へ回していくだけ。



ええと…こうですか?
ドスコーイ!



足はやらんでもいい
後ろ側に、ちょっと痛いくらいに… がポイントですね。


ほんの20秒くらい…?
こんな短時間なのに、肩や背中がスッと軽くなりませんか?
「今まで肩甲骨なんて意識したことなかった」という人こそ、ぜひ一度、動かして体感してみてください。
時間も場所も道具もいりません。
今日から「肩甲骨、動かしてこ!」始めてみましょう!