1月なのに毎日暖かい日が続いていて嬉しいですね。
ハチ子はこの度(あれ?これって婦人系の病気?)と心配になる出来事がありました。
母親に軽く「おかーちゃんって子宮の病気やったことある?」と電話で聞いてみたところ、
「私はないけどお婆ちゃんは子宮筋腫やってるわよ。心配なことがあるならすぐに病院に行きなさい!もし手術になったら、念のため3つ以上の病院に診てもらいなさい!!」と。
いつも妙に勢いのあるオカンで、おっそろしいのですが、
なんというか…(愛やなぁ)と気づくハチ子です。
ちょっとホロリ。
病院で診てもらったところ、結局はなんともなかったんですけどね。
お騒がせしてすみません。
さてさて。
女性特有の病気である婦人病とは、子宮や卵巣などの機能に異常が起きる病気の総称になります。
女性の身体はとてもデリケートなので、心身のトラブルがあった時にこういったトラブルが起こる場合があります。
そう、女性はデリケートなのよ〜
女性ホルモンは、人間が成長していく過程で分泌量が変化していき、性成熟期と呼ばれる10代後半をピークとして、その後、緩やかに分泌量は減少。
そして更年期には急激に女性ホルモンが減少していきます。
女性は更年期になると婦人病にかかりやすくなると言われています。
更年期に起きる心身不調のサインとは?婦人病との関わりについて
更年期に入ると、より心身の不調に悩まされるようになってきます。
その異変は加齢によるものかもしれませんが、もしかしたら婦人病のサインかもしれません。
更年期はいつからいつまでの期間?
更年期とは閉経の前後各5年のことをいいます。
閉経は月経が来なくなった時期が1年間続いた時に、さかのぼって最初の月を閉経としています。
女性が閉経を迎えるのは50歳くらいからと言われていますので、大体45歳から55歳位に多くの女性は更年期を迎えると考えられます。
更年期に起きるからだの異変とは?
更年期を迎えると、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが急激に減少したことで情緒が不安定になったり、疲れやすくなる、からだが冷える、眠れない、めまいがするなど、からだに異変が起こりやすくなります。
原因はストレス?それとも婦人病?
この時期の女性は、仕事や家庭でのストレスを多く抱えがちな年齢です。
からだやメンタルの不調をストレス性の原因と考え、忙しさのあまり我慢してしまう女性も多いようです。
しかし実はこの症状が、更年期に患いやすい「婦人病のサイン」だったという場合もあるのです。
婦人病は早期発見が大切!更年期に気を付けたい病気とは
更年期にかかりやすい婦人病は、主に子宮に関わる病気になります。
ここでは、婦人病の初期症状についてご紹介していきたいと思います。
更年期特有の婦人病と症状とは?
・更年期障害
… 症状は情緒不安定、めまいやほてり、不眠など。
・子宮体ガン
… 初期症状は不正出血。おりものに血や膿が混じる。進行すると下腹部の痛みや、排尿や排便障害が起こる場合も。
・子宮内膜症
… 初期症状は月経痛。下腹部の痛みを感じることも。
・子宮筋腫
… 初期症状は月経痛や月経日数が長い、月経の出血量が多いなど。
・子宮頚がん
… 初期症状は全くない。進行すると不正出血、性交時の痛みなど。
・乳ガン
… 初期症状は全くない。乳房にしこり、くぼみ、わきの下に異物感など
初期は無症状が多い婦人病
近年は若い人も発症しやすい傾向がありますが、更年期に起こりやすい婦人病である「乳ガン」には初期症状がほとんどありません。
気がつかないままガンが進行していたなんてことも…。
ガンは進行すると転移してしまう恐れもあるので、早めに気づくことが大切になります。
更年期障害の症状の一つに、気持ちの浮き沈みがあります。
これを我慢して過ごしてしまうと、悪化して「更年期うつ」を患ってしまう場合もあります。
最近やる気が出ない、イライラするなど気持ちの浮き沈みが増えた方は、婦人病の可能性があると疑った方がいいでしょう。
定期的な検診で婦人病の早期ケアを
更年期は婦人病のリスクを抑えるために、定期的に婦人科へ検診することをおすすめします。
婦人病を早めに見つけることで、心身の健康へとつながっていくでしょう。
ハチ子もちゃんと診てもらったから、安心できました。
何か心配なことがあったらすぐに病院に行ってくださいね。