前回の続き「冷え性について」です。
今回は冷え性を改善する具体的な方法について書きたいと思います。
体を温め新陳代謝を良くする方法3選
冷え性は体を衰弱させてしまい、多くの疾患を招く種にもなるので侮れません。
体を様々なアプローチで温める方法を知って、新陳代謝を良くしましょう。
湯たんぽなどで体を外から温める
まずは部屋を暖かくしたり、湯たんぽなどを使って直接外から体を温めましょう。
お腹や腰など、内臓が集まる部分を温めることが、効率良く体全体の血行を促進させてくれます。
手足末端の冷え性に悩んでいる人も、冷えている部分だけを温めるのではなく、体全体を温めて血液を巡らせることを意識することが根本解決につながります。
さらに体の芯からしっかり温めて冷え性を改善したい方は、黄土漢方よもぎ蒸しがオススメです。
生姜やハーブで体を内側から温める飲み物を
生姜やハーブなどの体を温める食材を使い、温かいスープを毎日飲むように心がけましょう。
発汗効果があり、血行を促進して冷え性の改善につながります。
反対に、トマト・茄子など夏野菜を中心にした食材は、体を内側から冷やしてしまいます。
毎日の生活の中で、体を冷やすアイスコーヒーやジュースは控え、ココアやハーブティなどの体を温めるものに変えてみるのがおすすめです。
栄養価の高い食事を心がける
冷え性は、鉄分やビタミン不足が原因になっていることも多いです。
鉄分が豊富な牛肉や貝類を摂取することで貧血を改善し、冷え性に有効です。
また、玄米や全粒穀物はビタミンやミネラルが豊富で、日常の白米やパンをそういったものに変えることで毎日の食事の栄養価をぐんと高めることができます。
冷え性の改善には運動が効果的!毎日誰でもできる簡単な運動とは?
冷え性に直接的に効果を出してくれるのが毎日のちょっとした運動です。
忙しくても、少しの時間で疲れずにできる簡単な運動を紹介していきます。
どこでもできる指運動
手の血流を促進するためには、指運動が効果的です。
手のひらの中央にある労宮や、爪の生え際の井穴など、手にはツボがたくさんあります。
定期的にツボを刺激して血の流れを良くしましょう。
また、指をそらしたり手を組んだりと、手全体をストレッチすることも、体全体を温めて冷え性を改善するのに役立ちますよ。
かかと上下運動で代謝アップ
下半身が温まらない冷え性の原因は、多くの場合ふくらはぎにあります。
第二の心臓と呼ばれるように、下半身への血流を担っています。
そこで、立ちながらかかとを上下に動かすことで、ふくらはぎの筋肉が働き、下半身の血行が良くなって冷えが改善されます。
筋肉量を上げる体幹トレーニング
末端冷え性ではないけれど、体全体が寒くヒヤッとする人は体幹のトレーニングがおすすめです。
体幹を鍛えることで、体の内側から全体を温めることができます。
ヨガやピラティスを日常に取り入れたり、歩くことを習慣にすることもいいでしょう。
それ以外にも、仕事中座りながら、足を上げ下げしたり、姿勢良く座ることを心がけるなど、簡単にできるトレーニングも多くあります。
毎日少しずつ取り入れて徐々に体幹を鍛えていきましょう。
アズビー整体院では毎週木曜日にペルヴィス講座を開催しています。
体幹を鍛えるのに効果的ですよ。
まとめ
冷え性を改善するためには運動がとても効果的です。
運動不足は新陳代謝や血流にも悪い影響を及ぼします。
ちょっとした隙間時間に少しずつ体を動かすだけで、冷え性はぐんと解消されますよ。
食生活や睡眠などの生活習慣も見直して、体全体のいいバランスを取れるようになると、自ずと冷え性も改善され、様々な疾患を予防することにもつながります。
毎日少しずつ心がけて、今年の冬は冷え性に負けない体づくりをしていきましょう!