突然ですが… 私はバナナが大好きで、いつもキッチンの戸棚の上に常備してあります。
素晴らしい食品だと思うんですよね、バナナ。
なんと言っても安い。
包丁もまな板も皿も要らない。
手が汚れない。
持ち運びが楽でどこでも食べられる。
手っ取り早く空腹解消。
栄養価が高い。
アレンジ方法が多い。
え、実用面ばかりやん… と思われそうですが、まあその通りです。
同じ理由で、ちくわも大好きです。
しかしこのバナナ。
秋に起こりやすいセンチメンタル…「秋鬱」にも大変よく効くということを最近知りました。
寒くなってくると、なんとなく気分が晴れない、とか、だるくて動きたくない日が多くなるという話をよく聞きます。
これは、冬は日照時間が短くなるうえに曇りの日も多く、春夏に比べて日光に当たることが少なくなるからなんですね。
「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質「セロトニン」は、日光に当たることで生成されますが、それが十分に作られなくなります。
セロトニンが不足すると気分が落ち込み、だるさ、過眠、過食などを招いてしまいます。
もう一つは、セロトニンと同じく日光を浴びることで生成される「ビタミンD」が不足しがちになること。
ビタミンDは、カルシウムとともに、骨や歯の健康維持や筋肉の強化に重要な役割を果たします。
さらに免疫機能のサポートにも貢献しているので、ビタミンDが不足すると風邪などをひきやすくなります。
体調が悪いとさらに気分も落ち込んでしまいますよね。
こうした状態は、秋冬や、日照時間が減る梅雨の時期に起こりやすくなります。
なのでこの季節になると、気分が滅入ったり、やる気が低下したりすることが多いのです。
そんな「セロトニン不足」を補う食材として最適なのがバナナなのだそうです。
バナナには、神経伝達物質セロトニンの材料となる栄養素の「トリプトファン」と「ビタミンB6」が豊富に含まれています。
トリプトファンは、体内で生成できない必須アミノ酸の一種です。
これを食物により摂取することで、セロトニンの生成が促進され、鬱症状の軽減に寄与する可能性があります。
不足すると食欲不振や脱力感などを招く「カリウム」も豊富。
さらに抗酸化作用に優れたポリフェノール(アンチエイジング!)や、おなかの調子を整える食物繊維もたっぷりです。
秋冬の鬱対策に限らず、普段から積極的に食べておきたいですね。
また、豆乳・乳製品もトリプトファンを豊富に含んでいますので、バナナジュースにするとますます良さそうです。
ビタミンDを豊富に含む食材としては、青魚、キクラゲ、干しシイタケなどがあります。
干しシイタケは、生のシイタケよりも格段に多いビタミンDが含まれています。
冬の気分の落ち込みを避けるためには、不足しがちな栄養素を食べ物で補うことはもちろん、貴重な日照時間を有効に使い、なるべく日にあたるようにすることも、重要な対策になります。
そう考えると、晴れの日が多く日照時間の長い私たち静岡県民は、ラッキーかもしれませんね。
ウォーキングや屋外カフェ、ベランダ読書などで日光浴を楽しみながら、寒い季節も元気に過ごしたいものです。
それでも元気が出ないという方はアンチエイジングサロン アズビー整体院に来てオーナーとおしゃべりしていってください。
あっという間に元気になれますよ!