今日は全国100地点で猛暑日を観測しましたね。
「災害級の暑さ」ってすごい表現ね…
熱中症対策を呼びかける声も多く聞かれています。
そこで今日は「熱中症対策」についてご紹介したいと思います。
まず真っ先に思いつくのが「水分補給」。
大切なのは、喉が渇く前に水分をしっかりと補給すること。
外にいる時だけでなく、朝起きた時や入浴の前後にもしっかりと水分を取ることが大切です。
続いて効果的なのは「手のひらを冷やす」ことです(ちょうど昨日NHKでやっていました)。
両手のひらは、面積は体全体の5%程しかありませんが、AVA=動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)という、体温調整の役割を担う血管があるのです。
そこに熱い血液を流して、手のひらから熱を逃がしています。
空気中に手のひらをさらしているだけでも熱は逃げていきますが、手のひらを冷たいものと接触させることで、体温を早く下げる効果があるのだそうです。
冷たいペットボトルなどを握ったり、流水につけたりすると良さそうですね。
3つ目は「日傘や帽子」の活用(あまり外出しないのが一番ですが)。
日陰があるのとないのとでは、体感温度が全然違いますよね。
女性の方は日傘を使っている方をよく見かけるのですが、男性にもぜひ使っていただきたいです。
晴雨兼用のものなら、暑い日に多い突然のスコールにも対応できますね。
そして4つ目は、やはり「食べ物」です。
疲労回復効果をもつビタミンB1を含む食べ物…具体的には豚肉、納豆、モロヘイヤ、鰻などを食べることが効果的です。
最後に、着る「服の色」について。
つい最近SNSでも話題になっていましたが、とある実験によりますと、着る服の色によって表面の温度が20℃以上も違うと言う結果が出ているとか。
その中で、一番体感温度が低い色は「白」そして「黄色」。
続いて少し高くなってしまうのが「グレー」「赤」。
その次に高くなってしまうのが「紫」「青」。
そして最も温度が高くなってしまうのが「緑、深緑」「黒」という実験結果でした。
黒い服が光を吸収しやすいというのはよく言われていますが、「緑色」も同じくらいなのは意外でした!
緑のお洋服、好きなのに…
こんなふうに気温も考慮しながらその日のファッションを選ぶと、より快適に夏を乗り越えることができるかもしれませんね。
これからますます本格的になる暑さに負けないよう、熱中症対策ぜひ参考にしてみてください。