今年は天候に恵まれ、大根が豊作ですね。
太くて立派な大根がとっても安くて嬉しいです。
でも、供給過多で行き場がなく廃棄せざるを得ない状況になっているとか。
牛乳廃棄の次は大根… もったいなーい!
日本の農業の仕組みってどうにかならないのかしら… って、そこはさておき。
健康・栄養的にも、そしてダイエット的にも、冬こそ大根!ですよ。
大根・白菜・豆腐は、中国では体力や免疫力を高める白い食材として「養生三宝」といわれ、薬膳で重宝されている食材なのです。
「大根どきの医者いらず」ということわざもあるくらいです。
大根には特に免疫力を高める働きがあるので、オミクロン株の感染者が増えてきている今、ぜひともたくさん摂って第六波に備えたいものです。
もしかすると苦手な方もいるかもしれませんが、大根のあの「辛味成分」であるイソチオシアネートは、抗酸化作用、殺菌作用があり、がん予防にも効果があります。
しかも辛味成分は、体温を上げる働きや、脂肪を分解して代謝を良くする働きもあるので、いいことだらけなんです。
冷え性の方・ダイエット中の方はぜひ!(ネギ・ニラ・生姜なども同じように辛味成分が体温を上げてくれますよ)
さて、「体温を上げる効果」と言いましたが、実は大根自体は寒涼性の食材で、体を冷やす、ほてりを抑えるなど、余分な熱をとるのに役立つ食材なのです。
しかし、大根は生だと「寒涼性」だけれど、火を通せば「温熱性」に変わり、体を温める食材となります。
なので夏場は大根おろしやサラダなど生で、冬はおでんやスープ、鍋など加熱して食べるといいですね。
もちろん、温かい食事自体に体を内側から温める作用があるので、冷えに悩む季節は積極的に温かい食べ物を摂るようにしましょう。
モデルの仕事をしている友人は「冬は体温以下のものは食べない、飲まない!」って言ってました。うーん、ストイック。
冷えは万病の元。
アンチエイジングサロン アズビー整体院には「体温を1℃上げる取り組みに」というキャッチフレーズがありますが、日常の食べ物にもちょっと気をつけて、体温アップ!免疫力アップ!していきたいですね。