
久しぶりに風邪をひきました
最初は(なんか喉が痛いな)程度だったのが、痰が絡んだイヤな咳が出始め、あっという間に酒焼けのオッサンみたいな声になり…
気づけば38.7度を超える高熱に見舞われていました。
普段から「免疫力を高める」ことを意識して、きちんと睡眠をとったり、適度に運動したり、ストレスをためないよう心がけたりしてきたのに… この有様です。
あー情けない。
ここ数日の寒暖差のせいでしょうか…
病院での気づき
熱が下がらないので近所の内科に行きました。
大通りから一本入ったところにあるため今まで存在に気づかず、今回初めての受診です。
先生は温和な感じの初老の男性で、出された薬は漢方薬中心でした。
もちろん解熱剤もありましたが、
「解熱剤は本当につらくて、もう駄目だと思うとき以外は使わないで。免疫力が下がっちゃうから。なるべく自力で頑張って」と。



うーん… なかなか厳しいことを言いますなあ。
確かに、熱は体が細菌やウイルスと戦っている証拠ですもんね。
解熱剤を使って無理に熱を下げてしまうと、体の防衛反応を弱めてしまうことになるそうです。
ここでふと思い出すのですが…
昔のお医者さんって、風邪で高熱を出すとすぐに注射を打ちませんでしたか?
ものすごく痛い注射で、打ち終わった後にしっかり揉むやつです。
高熱のときにこの注射を打ってもらうと、いつも速攻で熱が下がっていました。
仕事を休めない状況では、この「魔法の注射」に何度も助けられた覚えがあります。
でも今考えると、あの注射は体にとって本当に良かったのかしら…?
今回の先生の話を聞いて、体の自然な回復プロセスを邪魔していたのかもしれないと思うようになりました。
速攻で熱を下げることができるのは確かに便利ですが、それによって本来の免疫機能が十分に働かず、結果的に回復が遅れたり、繰り返し感染しやすくなったりする可能性もあるのでは?
(そういえば、最近はどこの病院に行っても、あの「魔法の注射」が出てくることはないですね)
現在の状態
そのお昼過ぎから熱は39度を超え、悪寒に耐えきれず、ついに解熱剤を使用。
現在、おかげで熱は下がりましたが、咳は相変わらず続いています。
そして何より困るのが嗅覚の低下。
大好きなコーヒーやお味噌汁の香りも、ほとんど感じることができません。



香りのないコーヒーって、ただの苦い汁…
コロナ禍を経験した今となっては、嗅覚異常にはちょっと過敏になってしまいますね。
(病院ではインフルエンザ検査とコロナ検査、両方陰性でした)
そして耳の聞こえも悪く、スマホやテレビの音量を普段より上げないと聞こえない状態。
飛行機の離着陸のときみたいな感じになっています。
もうひとつ、病院で「鼻はすすらないこと」というアドバイスもいただきました。
鼻水をすすると、そのまま耳や副鼻腔に細菌を運んでしまい、中耳炎や副鼻腔炎の原因になるそうです。
今まさに私が経験している「耳が聞こえにくい」という症状も、鼻をすすりすぎたことが関係しているのかもしれません。
漢方中心の治療法
今回の先生は、漢方薬を中心とした処方をしてくれました。
化学的な成分でいきなり症状を抑え込むのではなく、体の自然治癒力を高める方向での治療法です。
そして先生が最も強調したのは「とにかく寝ること!」という言葉でした。
「薬よりも何よりも、できる限り寝てください」と念を押されました。
実際、帰宅後はもう自分でもびっくりするほど眠り続けました。
この数日間は1日の大半を寝て過ごしています。
「人間ってこんなにも眠れるのね…」と我ながら驚きました。
この大量の睡眠のおかげか、少しずつですが体の回復を感じています。
漢方薬も飲み始めてすぐに効果が出るわけではないですが、徐々に体の調子が整っていくのを感じます。
西洋医学のような即効性はないけれど、体への負担が少ないのは確かかもしれません。


免疫力について考える
この経験から、改めて「免疫力」について考えさせられました。
「治す」という観点でも、単に症状を抑え込むのではなく、体の自然治癒力を高める方向で考えることの大切さを学びました。
仕事や生活のペースを崩したくないという気持ちから、つい即効性のある治療法に頼りがちでしたが、時には体の声に耳を傾け、ちゃんと休養をとることも必要なのでしょう。
自分の体と上手に付き合っていくためには、時には立ち止まることも必要なのかもしれません。
この「強制リセット」は、いい機会になりました。
この風邪が完全に治ったら、また免疫力アップのための生活習慣について改めて見直してみようと思います。
みなさんも風邪などひかないよう、お体にはくれぐれもお気をつけください。

