前回は低体温に関するお悩みと、その手軽な改善方法について書きました。
今回も似ていますが「冷え性」について。
いよいよクーラーの時期になり「職場が寒すぎる〜」とお困りの方も多いのではないでしょうか?
あれは男性に合わせた温度設定ですよね。女性にはつらいです…
手足が冷えて、夏なのに膝掛けが手放せない!という方もよく見かけます。
しかし外側から身体を温めるだけではなかなか改善されません。
これも低体温と同じく、やはり主な原因は「血流の流れが悪くなっていること」です。
特に女性の場合、筋肉量が低くて体脂肪率が高いため、冷え性になりやすいです。
さらに、腹部には卵巣や子宮があり、腹部の血流が悪くなることが原因で内臓周りが冷えてしまうこともあります。
冷え性の種類
A. 下半身型冷え性
姿勢の悪さにより下半身の血液の循環が悪くなり、下半身が冷える症状が出ます。
さらに血流が悪くなることで、むくみの原因となることもあります。
B. 末端型冷え性
主に栄養不足が原因で、手の先や足先が冷える症状が出ます。
特に10〜20代のダイエット中の方に起こりやすい冷え性です。
C. 内臓型冷え性
骨盤内の血流が滞りお腹の周りから下半身が冷える症状が出ます。
腰痛の原因ともなります。
D. 全身型冷え性
基礎代謝の低下や筋肉量の低下が原因で全身の血行が悪くなり、全身が冷える症状が出ます。
汗をかきにくく消費カロリーも少なめになり、悪循環となる傾向があります。
「冷え」の原因、大切なもう一つ
「冷え」が起こる原因は、前回にも書いた通り
・筋力の低下(運動不足)
・生活環境による自律神経の乱れ
・ストレスなど があります。
…ですが、もう一つとても大切なものが!
それは、タイトルにもある「鉄分」です。
鉄分が不足することで血流が悪くなり、冷え性になることがあります。
鉄分は、血液を作るためにとても重要な栄養素です。
鉄分不足になれば、血液を作ることができず、血流が悪くなって冷え性の原因となります。
鉄分を豊富に含む食材を積極的に摂ったり、サプリメントを利用したりして鉄分を補いましょう。
1日の必要摂取量は18~64歳の女性では月経なしの場合6.5㎎、65歳以上の女性で6.0㎎です。
18~74歳の男性では7.5㎎、75歳以上の男性で7.0㎎です。
(参照:健康長寿ネット)
鉄分を豊富に含む食材
鉄分は、肉類、魚介類、藻類、野菜類、豆類に多く含まれています。
以下は可食部100gあたりの鉄分の量です。
- レバー(生)… 4.0㎎
- 納豆… 3.3㎎
- 小松菜(生)… 2.8㎎
- ほうれんそう(生)… 2.0㎎
- プルーン(乾)… 1.0㎎
- ひじき(茹でた場合)… 0.3㎎
(参照:文部科学省 日本食品標準成分表)
さすがレバー!ぶっちぎりですね!
でも、調理が面倒という方…、
レバーはスーパーのお惣菜コーナーによく売れ残ってますよ(半額シール大好き女)
これらの食材を利用し、鉄分不足にならないよう心がけましょう。
鉄分を含む食材を摂取することで血液を作り出すことができ、冷え性の改善に効果的です。
とはいえ、(自分で継続するのはたいへんそう…)(食生活の改善は時間がかかりすぎる…)と思われる方もいらっしゃると思います。
そんな方は、アンチエイジングサロン アズビー整体院にご相談ください。
下半身からしっかりと温め代謝を良くする「黄土漢方よもぎ蒸し」(即効性が高く、効果抜群ですよ!)
内臓型冷え性の方に効果的な「ペルヴィス®(骨盤美調整)」など、お悩みに合わせてアドバイスいたします。